仏教的宇宙観において須弥山しゅみせんの四方にあると考えられている四つの大きな島(大陸)。「四洲」ともいう。それぞれ東勝身洲とうしょうしんしゅう(弗婆提ほつばだい)は半円形、南贍部洲なんせんぶしゅう(閻浮提えんぶだい)は台形、西牛貨洲さいごけしゅう(瞿陀尼くだに)は円形、北俱盧洲ほっくるしゅう(鬱単越うったんのつ)は方形であるとされる。そのうち、南贍部洲はインド亜大陸の形状を反映しているとされる。
【参照項目】➡閻浮提
【執筆者:編集部】