十方の浄土に往生すること。諸経論には様々な修行や善行の結果として十方の諸仏の国土への往生が説かれている。また『平等覚経』に「十方往生」(浄全一・六一下/正蔵一二・二八〇下)とあるが、これは十方の国土から極楽浄土へ往生することと解するべきである。
【参照項目】➡往生、浄土一
【執筆者:編集部】