ある結果が生じるうえでの内的な直接原因と外的な間接原因。浄土宗においては、衆生が実践する念仏を中心とした往生行を内因とし、阿弥陀仏の本願の救済力を外縁として、その双方が和合することで往生が遂げられるとする。
【資料】『三部経大意』、『伝通記』玄義分記三
【執筆者:沼倉雄人】