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仏教保育

提供: 新纂浄土宗大辞典

ぶっきょうほいく/仏教保育

人格形成の基礎を培うべき乳幼児期に、幼稚園・保育所等で広く仏教の原理に立って行う保育のこと。日本仏教保育協会は慈心不殺(生命尊重の保育を行おう)、仏道成就(正しきを見て絶えず進む保育を行おう)、正業精進(よき社会人をつくる保育を行おう)を仏教保育の三綱領とし、この三綱領の実践として毎月の徳目(ねらい)が定められている。年間行事として、花まつり、成道会涅槃会などの仏教行事を取り入れている園も多い。


【参考】(社)日本仏教保育協会編『改訂 わかりやすい仏教保育総論』(チャイルド社、二〇〇四)


【執筆者:和田典善】