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荒井興善

提供: 新纂浄土宗大辞典

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あらいこうぜん/荒井興善

明治九年(一八七六)三月八日—大正三年(一九一四)七月二四日。長蓮社隆誉延阿。日露戦争後、朝鮮開教使となり教化に尽力した。現在の和歌山県西牟婁郡に荒井清吾の次男として生まれ、明治一九年(一八八六)に新宮瑞泉寺に入って出家。同三八年三月朝鮮開教使となり、平安南道鎮南浦府に赴任。竜井町の信徒、上田市松宅を仮布教所として開教に従事した。同四四年に寺地を購入し、本堂を建立して三和寺と称し、日夜教化に尽力した。


【執筆者:齋藤蒙光】