操作

「浄土宗史の研究」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
(1版 をインポートしました)
 
(相違点なし)

2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版

じょうどしゅうしのけんきゅう/浄土宗史の研究

伊藤祐晃著、塚本善隆編。昭和一二年(一九三七)九月、伊藤祐晃師遺稿刊行会刊。伊藤祐晃の遺稿集。実証主義的史観に立ち、宗門資料のみならず一般史籍から野史や小説の類まで、広く資料を集めて浄土宗史を研究している。第一編は浄土宗史の概観、第二編は遺蹟と典籍、そして第三編は百万遍知恩寺の歴史に関する論文を収録。当初はけんこん二巻本の予定だったが、坤巻は未刊に終わった。昭和五九年(一九八四)五月、国書刊行会より『浄土宗学研究叢書』宗史・宗論篇の一冊として復刊されている。


【執筆者:齋藤蒙光】