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寺森教山

提供: 新纂浄土宗大辞典

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てらもりきょうざん/寺森教山

明治一七年(一八八四)一一月三〇日—昭和四二年(一九六七)四月二四日。白蓮社運誉入阿智証。岐阜県吉城郡神岡町(現・飛驒市)に寺島教範の子として誕生。富山県射水郡小杉町(射水市)不捨院の寺森海音に弟子入りし、明治三三年(一九〇〇)知恩院山内徳林院永原登誉について得度。第五教校尼衆教場で学び、同四二年不捨院の住職に。大正二年(一九一三)尼衆学校舎監を拝命し、昭和一七年(一九四二)から遷化するまで監事を務めた。戦後尼衆学校の吉水学園高等学校昇進に尽力。没後、僧正正讃教追贈。


【参考】藤吉慈海編『法の旅—寺森教山の生涯』(吉水学園高等学校内教山会、一九六八)


【執筆者:市川定敬】