「中国浄土教論集」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:29時点における最新版
ちゅうごくじょうどきょうろんしゅう/中国浄土教論集
孫浮生著。滋野井括、山田利明訳。金子寛哉編。昭和六〇年(一九八五)六月一九日、文化書院刊。善導を中心とする中国浄土教に関する論文を収録。編者が日中交流協会の菅原恵慶を介して著者と文通するようになったことが発端となって刊行された。日中国交回復と同時に仏教界の交流も始まり、その間に孫が菅原に依頼した「仏教の東伝とシルクロードの西通および興平の清梵寺」「中国浄土教における慧遠・曇鸞・善導三師の芳躅」「浄土源流善導大師香積寺攷」の稿を掲載し、編者が同じ時期に進めていた「隆闡法師碑」の訳稿およびその他の稿も併せて出版したものである。
【執筆者:金子寛哉】