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人の鏡

提供: 新纂浄土宗大辞典

ひとのかがみ/人の鏡

徳本詠。森宗一編。徳本行者御道歌集第二集として昭和三五年(一九六〇)一〇月、徳本行者奉賛会より刊行。遷化後一〇年目になった道歌集『言葉のもと』(山田孫右衛門編)八二一首から第一集と重複するものを除き、また旧唯称庵(広島県安芸高田市)蔵の未発表作などから取捨選択して五九〇首を内容によって分類掲載。標題は徳本の道歌「後の世の人の鏡にのこしおく言ハの末をちしきとぞ見よ」から取った。


【参考】戸松啓真編『徳本行者全集』全六巻(山喜房仏書林、一九七五~八〇)


【参照項目】➡徳本


【執筆者:山本正廣】