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真宗三門徒派

提供: 新纂浄土宗大辞典

しんしゅうさんもんとは/真宗三門徒派

真宗十派の一つ。略して三門徒派とも称す。本山は中野山専照寺(福井市みのり)。派祖である如導が越前に入り、正応三年(一二九〇)に車屋道場を拡大し専修寺(後の専照寺)と名付けた。如導には本願寺覚如が『教行信証』の伝授を行っている。如導以降、如浄・了泉・浄一と相続し、大町の専修寺を弟の浄光に譲った五世の浄一が中野に専照寺を開いた。一八世証如期の享保九年(一七二四)以降、現在の地に定住。明治一一年(一八七八)に三門徒派として独立した。


【参照項目】➡真宗十派


【執筆者:浅井成海】