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浄土宗芸術家協会

提供: 新纂浄土宗大辞典

じょうどしゅうげいじゅつかきょうかい/浄土宗芸術家協会

浄土宗公益教化事業団体の一つ。昭和四九年(一九七四)、当時の稲岡覚順宗務総長の発案により発足。浄土宗文化芸術の向上発展、その普及浸透を図り、社会の宗教情操高揚に寄与し、念仏教化の推進を目的とする。成田有恒初代理事長が会の成立に奔走し、同年七月七日、増上寺において発会式と第一回総会が開かれる。会員の資格は浄土宗教師寺族、またその関係者であること。理事、常任理事の推薦状をもって、常任理事会の推挙、理事会報告を得て入会が決定される。毎年、檀信徒を含めて美術展(浄土門主・法主墨蹟展、宗立宗門学生美術展併催)、会員交流会に合わせての音楽祭、芸術浄土展などを開催。現在、京都に支部があり、美術展、演奏会等を開催している。また、浄土宗芸術賞の顕彰を行い、広報誌『ARTJODO』を年一回発行。


【執筆者:光成輝道】