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法林寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

ほうりんじ/法林寺

檀王法林寺(だんのうほうりんじ)


福岡県久留米市田主丸町たぬしまるまち田主丸。鷲教山称名院(『蓮門精舎旧詞』には誦経山宗岩院〔続浄一九・六二〇下〕)。福岡教区№一九七。元和元年(一六一五)、菊池丹後守入道藤原芳親の創建で、開山善導寺住職純誉弟子、宗巌で草野永平の子孫。明和四年(一七六七)久留米城主有馬家から年々九〇俵の供養米を拝受。寛永年間(一六二四—一六四四)と寛政年間(一七八九—一八〇一)に二度の火災にあう。現在の堂宇は享和元年(一八〇一)に建立されたもの。


【資料】『蓮門精舎旧詞』三九(続浄一九)


【参考】『浮羽郡誌』(浮羽郡誌刊行会、一九六六)


【執筆者:金田昭教】