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執綱

提供: 新纂浄土宗大辞典

しっこう/執綱

近代浄土宗制における一宗行政執行の最高役職名。明治三一年(一八九八)五月に制定され、昭和一六年(一九四一)三月に宗務長と改称されるまで存続した。その職制については数次の改正を経ているが、昭和五年(一九三〇)の改正では、管長の選任により任期三年、管長を補佐し、総務・教学・庶務・財務など各部行政の統一を保持し、宗務一切を総理することを任務とした。


【参照項目】➡宗務総長


【執筆者:宇高良哲】