浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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Z15_0046A01: | 阿彌陀如來。法には法華經。僧には觀音也。是を申 |
Z15_0046A02: | さば一體也。或は曰。 |
Z15_0046A03: | 昔在靈山名法華 今在西方名彌陀 |
Z15_0046A04: | 娑婆示現觀世音 利益衆生同一體文 |
Z15_0046A05: | 文の意は昔靈鷲山に有ては法華經と名づけ。今西方 |
Z15_0046A06: | にては阿彌陀と名づけ。娑婆にては觀世音と名づ |
Z15_0046A07: | く。衆生を利益し給ふ事只同一體なり。故に殊に此經 |
Z15_0046A08: | にあひぬれば女人いさみ有て浦山しきに似たりと云 |
Z15_0046A09: | り。其故は八歲の龍女は現身に佛に成。又五障の女 |
Z15_0046A10: | 人を旣に西方極樂へ導き給ふ。藥王品に曰。 |
Z15_0046A11: | 若有女。人聞是經典。如說修行。於此命終。卽往安樂世 |
Z15_0046A12: | 界阿彌陀佛大菩薩處。圍繞住處。生蓮華中寶座之上文。 |
Z15_0046A13: | 此妙法蓮華經は能穢土にして衆生を救んが爲に淤泥 |
Z15_0046A14: | の中に生じ。諸佛の解脫は煩惱の源を求め給ふが故 |
Z15_0046A15: | に。女人を殊にかく哀み給ふ也。此故に心を致して |
Z15_0046A16: | 能能修行すべし。云何が修行すべきと云は。軈て經 |
Z15_0046A17: | の中に云が如し。若は受若は持若は說若は讀若は誦 |
Z15_0046B01: | し若は書ん。如レ此の功德無量なる事。法師功德品の |
Z15_0046B02: | 如し。如何成所にて如何成作法にて讀奉るべきと云 |
Z15_0046B03: | ば。法師品に曰。 |
Z15_0046B04: | 寂莫無人聲。讀誦此經典。我爾時爲現。淸淨光明身。文 |
Z15_0046B05: | 法師品と安樂行品と此二品に廣く說が如し。但し具 |
Z15_0046B06: | に左樣に有ん事は難し。只其趣に付て申さば。先彼 |
Z15_0046B07: | 時の作法には沐浴精進して。手を洗ひ口を能能すす |
Z15_0046B08: | ぎて。淨衣を著し。新しき座をしきまふけて。御經 |
Z15_0046B09: | の御前に。香華を備へ。次に五體を地になげて恭敬禮 |
Z15_0046B10: | 拜しつつ口に唱へ。心に思ふべし。我阿僧祗劫を過し |
Z15_0046B11: | か共。三寶の御名を聞く事なかりき。如何に況んや。 |
Z15_0046B12: | 佛まれに世に出給ひて說給へる大乘至極の經に遇奉 |
Z15_0046B13: | り。讀奉る事は。一眼の龜の浮木のあなに遇。優曇 |
Z15_0046B14: | 華の三千年に一度さけるよりましなりと思へ。小々 |
Z15_0046B15: | の緣に非ず。是實に有がたき緣難レ計悅び也。此經を |
Z15_0046B16: | 讀奉る所には。必諸佛菩薩天龍八部等みちみち給ふ |
Z15_0046B17: | と思て。國王なんどに向奉る樣に思ひなして。彼法座 |