浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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Z14_0231A01: | 照さば。日光も。暗と共合なること。知るべし。一輪の |
Z14_0231A02: | 日にても。朝と晩とは。晝の光りほどにはなければ。 |
Z14_0231A03: | 朝晩は。暗と共合すること。明かなり。 四明祖師を |
Z14_0231A04: | 破さる。二筋あることは。四明を祖述するなり。而 |
Z14_0231A05: | るに此二筋○合點せられよ。くどし。情と云は觀智 |
Z14_0231A06: | の體に非ず。然らば。何とて。住前觀智。皆名爲情と。 |
Z14_0231A07: | 釋し玉ふや。か樣の入わけ七十年來。その老耄者 |
Z14_0231A08: | に。九十餘條の閉口を。數へ立られて。十六年來。得會 |
Z14_0231A09: | 通をせずして。總じて圓解妙觀○順レ情といへり。 |
Z14_0231A10: | 云に及ばぬこと。文盲なり。妙宗の文は。餘皆魔事の |
Z14_0231A11: | 文を。釋し玉へり。栢庭は。凡そ論二圓理一とあれば。皆 |
Z14_0231A12: | 其筈のことなり。爾らば談義本に。此れより末は。 |
Z14_0231A13: | くどきことどもの。總括なり。勸むるさへ。勸の字。 |
Z14_0231A14: | 筆誤にてはなしや。勤むるにてあるべし。大綱の文 |
Z14_0231A15: | 義さへ。略箴に。數へ立たる通り。大綱の文義ども |
Z14_0231A16: | を。大分答へずして。加樣なることを云る。さても |
Z14_0231A17: | 〱。驚き入りたる心底かな。あさましと云も。猶ほ |
Z14_0231B01: | 愚かなり。 |
Z14_0231B02: | 享保十五年庚戍二月九日老苾芻光謙書付させ畢ぬ。 |
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Z14_0231B04: | 卽心念佛彈妄錄細評終 |
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Z14_0231B08: | 享保十五庚戌年三月吉旦 |
Z14_0231B09: | 山本平左衛門 |
Z14_0231B10: | 村上勘兵衛 |
Z14_0231B11: | 野田彌兵衛 |
Z14_0231B12: | 長谷川正右衛門 |
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Z14_0231B14: | (編者云。本書中二字下者。原本割註) |
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