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Z1400 即心念仏安心決定談義本或問 霊空 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
Z14_0135A01: 我心が卽彌陀。彌陀が卽我心と云ことを。ひたと思
Z14_0135A02: が。卽心念佛の淺きなり。此心が。段々と聞ひたり。學
Z14_0135A03: びたりするほど。深く明かになることなり。此天台宗
Z14_0135A04: の。事持と。理持の淺きとの。不同なり。
Z14_0135A05: 或人問。佛語を信じて。彌陀と我心と。同一體と思ど
Z14_0135A06: も。念佛申時は。やゝもすれば。彌陀と我と。相隔と思
Z14_0135A07: 心起る。如何か用心すべきや。答。それは。其方の情
Z14_0135A08: と云ものなり。拙衲なども。最初は左樣にありき。其
Z14_0135A09: 後は。何程情で隔ると思ても。其體は本來。同一體と
Z14_0135A10: 思心に。なるなり。此れ智なり。因て先師は。能所
Z14_0135A11: 取。法界智所照と。の玉へり。能く思れよ。
Z14_0135A12:
Z14_0135A13: 享保十四年正月十三日の酉の刻に。書始めさせ。今日
Z14_0135A14: 二十七日。未の刻に書付させ畢ぬ。老苾芻光謙行年七
Z14_0135A15: 十八於幻幻菴書付さす。
Z14_0135A16:
Z14_0135A17: 卽心念佛安心決定談義本或問
Z14_0135B01:
Z14_0135B02:
Z14_0135B03:
Z14_0135B04:
Z14_0135B05:   享保十四己酉年二月十五日
Z14_0135B06:            皇都 書肆
Z14_0135B07:                 瀨尾源兵衛
Z14_0135B08:                      壽梓
Z14_0135B09:                 山本平左衛門
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Z14_0135B12:
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Z14_0135B14:       (編者云。本書中二字下者。原本割註)
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