浄土宗全書を検索する
AND検索:複数の検索語をスペースで区切って入力すると、前後2行中にそれらを全て含む箇所を検索します。
| 巻_頁段行 | 本文 |
|---|---|
| J20_0694A01: | 月廿八日附を以て徴兵猶豫の特典を得たり。第八敎 |
| J20_0694A02: | 校は三十八年四月廿二日諸校に先ちて中學組織に改 |
| J20_0694A03: | め鎭西中學校と改稱の認可を得。四十一年三月三日 |
| J20_0694A04: | 徴兵猶豫の特典をえたるが。第一敎校も之に倣ひ三 |
| J20_0694A05: | 十九年三月廿二日芝中學校と改稱し中學組織に改 |
| J20_0694A06: | め。第四敎校は四十二年九月七日東海中學校と改め |
| J20_0694A07: | 中學組織とせり。四十四年三月の宗制變更により敎 |
| J20_0694A08: | 區聯合共立の制を廢し一宗共立宗務直轄となり。同 |
| J20_0694A09: | 年七月敎學院に於て各敎校を中學組織に改むることに |
| J20_0694A10: | 決議せらるるに及び。四十五年三月廿六日第六七聯 |
| J20_0694A11: | 合敎校は上宮中學校。同月廿七日第五敎校は東山中 |
| J20_0694A12: | 學校と改むることを認可せられたり。かくて六敎校中 |
| J20_0694A13: | 五敎校は中學校と成りしも。第二第三聯合敎校は徴 |
| J20_0694A14: | 兵猶豫の特典等位認定をも得ざる唯一の敎校なりし |
| J20_0694A15: | が。大正二年三月に至り名古屋に移され。東海中學 |
| J20_0694A16: | 校に併置せられて殘餘の學年を了らしむることとなれ |
| J20_0694A17: | り。 |
| J20_0694B18: | 支校と共に尼衆校あり。尼僧の多き東京愛知京都 |
| J20_0694B19: | 大阪に設置せられしも。四十四年の改正より一校に |
| J20_0694B20: | 統一し之を京都に置くこととせり。 |
| J20_0694B21: | (三) 普通敎育 |
| J20_0694B22: | 普通發育とは文部省の規定による女學校。中學 |
| J20_0694B23: | 校。專門學校等を意味し。前述尋常敎育の支校敎校 |
| J20_0694B24: | も。純粹中學校組織に改められたる以上は寧此部類 |
| J20_0694B25: | に屬すべきなれども。當初の目的は俗人敎育にして |
| J20_0694B26: | 世間に行はるる種類のものを。宗侶或は信徒の手に |
| J20_0694B27: | より經營せんとするにあり。 |
| J20_0694B28: | 此種類の學校は東京に淑德女學校あり。後高等女 |
| J20_0694B29: | 學校に改め家政科を併置し。京都には家政女學校。 |
| J20_0694B30: | 華頂女學校あり。 |
| J20_0694B31: | (四) 留學生研究生 |
| J20_0694B32: | 宗學本校を卒業し學術優等品行方正の者を内國及 |
| J20_0694B33: | 外國に留學せしむるの規則は明治廿七年五月廿四日 |
| J20_0694B34: | に發布せられ。同年九月全科卒業者岡村學順が之を |