ウィンドウを閉じる

J2890 鴻巣勝願寺志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J20_0032A01: 右之外伊奈牧野氏を始諸家又は檀家より所寄附數
J20_0032A02: 多雖有之代代交替時紛失今殘如此
J20_0032A03: 高貴靈翰
J20_0032A04: 御朱印寫
J20_0032A05: 武藏國足立郡鴻巢村之内參拾石所寄附也寺廻竹
J20_0032A06: 木諸役令免許訖者佛事勤行修造等不可懈怠之狀如
J20_0032A07:
J20_0032A08: 慶長九年十一月七日(御朱印)
J20_0032A09: 勝願寺
J20_0032A10:
J20_0032A11: 當寺領武藏國足立郡鴻巢村之内三拾石事寺中竹
J20_0032A12: 木諸役等免許任慶長九年十一月日先判之旨永不可
J20_0032A13: 有相違彌佛事勤行修造等不可懈怠者也仍如件
J20_0032A14: 寬永十三年十一月九日(御朱印)
J20_0032A15: 勝願寺
J20_0032A16:
J20_0032A17: 勝願寺領武藏國足立郡鴻巢村之内三拾石事寺中
J20_0032B18: 竹木諸役等免除任慶長九年十一月七日寬永十三年
J20_0032B19: 十一月九日兩先判之旨進止永不可有相違者佛事勤
J20_0032B20: 行修造以下不可有懈怠者也仍如件(御朱印)
J20_0032B21: 寬文五年七月十一日(御朱印)
J20_0032B22: 此外畧玆
J20_0032B23: 勝願寺境内林之内五丁者慶長十七子年十一月廿六
J20_0032B24: 日牧野豐前守殿境内へ被寄附
J20_0032B25: 尊政准后御筆
J20_0032B26: 勝願寺不殘長老學業年月をかさねひろく淨土の法
J20_0032B27: 門を明らめたるによりて尚古への寺のゆかりを思
J20_0032B28: ひ良忠の學び極めし奈良の舊都に來り興福寺かた
J20_0032B29: への僧坊に閑居して慶長十とせあまり一とせ五月
J20_0032B30: 闇のころほひより螢を集むる窓の内に三伏の暑を
J20_0032B31: もいとはす終に唯識論十卷の文義ことおはり因明
J20_0032B32: の月の光をもやや胸にすまさんと求る折から初秋
J20_0032B33: の空もうつりて八月の始になりぬ凉しき秋の風に
J20_0032B34: も極樂世界寶樹の陰思ひやるばかりなり學功積り

ウィンドウを閉じる