浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J19_0661A01: | 大師標石 圓光大師遺跡第十三番粟生光明寺寫 |
J19_0661A02: | 寬政七年卯夏佛生日立 |
J19_0661A03: | 不許葷酒入山門の標石 處靜院の前に立 |
J19_0661A04: | 善光寺如來 縁受院に安置 |
J19_0661A05: | 子安地藏尊 〓ら門より入右側 |
J19_0661A06: | 裏門 ゑさし町より入 |
J19_0661A07: | 西北道路 極樂水への閑道眞珠院の前より樹木の中 |
J19_0661A08: | を通行 |
J19_0661A09: | 常念佛堂 眞珠院持と云埼玉郡八條村大經寺にて云 |
J19_0661A10: | 傳ふ當寺本尊は先年大猷院殿此村に御成ありし時 |
J19_0661A11: | 御望みありて江城にうつし給ひけり今の傳通院念 |
J19_0661A12: | 佛堂の本尊是なりと |
J19_0661A13: | 辨才天社 門を入左の方にあり別當昌林院 |
J19_0661A14: | 新念佛堂 瑞眞院 |
J19_0661A15: | 鎭守稻荷社 堂の右の方 |
J19_0661A16: | 八幡社 裏門の方にあり別當景久院 |
J19_0661A17: | 天正年中のことなりし一老翁八幡宮臨幸のよしを |
J19_0661B18: | 夢む翌日このところに八幡宮としるせし石の額を |
J19_0661B19: | 拾ひ得たり其のまま勸請して額を神躰となせしと |
J19_0661B20: | 景久院は富田景久といへるもの開基なり景久は元 |
J19_0661B21: | 祿十年丁丑九月六日死戒名景久院殿穩譽可安居 |
J19_0661B22: | 士 |
J19_0661B23: | 澤藏主稻荷社 中門より右へ下り高き岡にあり石階 |
J19_0661B24: | あり |
J19_0661B25: | 略縁記云昔駒込吉祥寺和田倉御門の内にありし時 |
J19_0661B26: | よりかの寺に鎭坐ありし其のち十八檀林御定あり |
J19_0661B27: | し時當山御造營中興正譽廓山上人住職の時學寮の |
J19_0661B28: | 内に極山和尚といふ所化あり元和四年午〓四月あ |
J19_0661B29: | る夜山主上人を初めその外極山和尚同學僧へ夢中 |
J19_0661B30: | の告ありて我は是吉祥寺に住する者也淨土の一宗 |
J19_0661B31: | を明らめ學せん事を願ふ故明朝登山すべし願望達 |
J19_0661B32: | し給へと告ありて翌朝極山和尚の學寮へ一僧來り |
J19_0661B33: | て謁見めり此事を山主へ申せは廓山上人も夢中の |
J19_0661B34: | 告の相合する事智道兼備の人なれば彼僧は權者な |