浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J19_0615A01: | 開山禪師傳一册門弟望西樓道光上人作並自書 |
J19_0615A02: | 北條相模守氏直朱印一通 |
J19_0615A03: | 東照宮御朱印 並御代代御朱印 |
J19_0615A04: | 檀林定書類數通 |
J19_0615A05: | 右之外諸什器靈寶物品品雖有之略玆 |
J19_0615A06: | 當寺領相模國鎌倉之内拾貫文事任天正十九年十 |
J19_0615A07: | 一月日元和三年三月二十七日寬永十三年十一月 |
J19_0615A08: | 九日先判之旨永不可有相違者也仍如件 |
J19_0615A09: | 寬文五年七月十一日御朱印光明寺 |
J19_0615A10: | 開山略傳 |
J19_0615A11: | 記主禪師良忠上人然阿大和尚は石見國那珂郡三隈庄 |
J19_0615A12: | 人正治元未年七月二十七日同所向田村杉森の館に生 |
J19_0615A13: | 其先京極攝政太政大臣師實公六世の裔宰相賴實孫父 |
J19_0615A14: | 法眼圓實房母藤原氏十一才の時往生要集を講述せる |
J19_0615A15: | を聞て意初て淨土の境界を慕ふ十六才にして出家し |
J19_0615A16: | 十八才にして大聖竹林寺の記を閲して猶西敎に歸す |
J19_0615A17: | 然れども猶生駒良遍僧都に隨て法相大乘を學ぶ又圓 |
J19_0615B18: | 信信暹の二師に倶舍天台の敎乘を習練し密藏源朝の |
J19_0615B19: | 二大德によりて眞言新古の軌相敎門を精究す三十八 |
J19_0615B20: | 才にして生佛法師か辨阿上人の立義淨土眞敎佛意に |
J19_0615B21: | 契同するを聞て相共に筑後國にいたり光師の室に入 |
J19_0615B22: | て鑚仰する事二年三國傳來の淵奧光明吉水の鴻範潟 |
J19_0615B23: | 瓶のこす事なし辨阿手づから脉譜を書證するに手印 |
J19_0615B24: | を以す又外門人に告て云我法は悉く然阿に授け畢遺 |
J19_0615B25: | 弟等我滅後は彼にただして不審を决すべしと後安藝 |
J19_0615B26: | 國にうつり又華洛に遊化し高祖大師の廟を拜し本所 |
J19_0615B27: | 蓮寂上人に謁す寂公深く師を愛重し末代同派の誓約 |
J19_0615B28: | をなして別流をたてず又父大納言兼良卿のとき祖父 |
J19_0615B29: | 太政大臣に奏を乞て禁中に師の德義大師の正嫡に同 |
J19_0615B30: | しき旨をのべらる公卿殿上人せんきありて吉水西山 |
J19_0615B31: | 兩師の芳蹤になぞらへ後嵯峨上皇に申入ありしかば |
J19_0615B32: | 寶治二年三月上皇遙に德光をよみし給ひて師を離宮 |
J19_0615B33: | にめし淨土の敎法を聽受し圓頓大戒を授禀し給ひけ |
J19_0615B34: | る又後深草上皇も師を仙院に召れ淨業の精旨をとけ |