浄土宗全書を検索する
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| 巻＿頁段行 | 本文 |
|---|---|
| J19_0518A01: | 安永六酉年病ありしかば隱退を兩度官に奏入せられ |
| J19_0518A02: | 留使免使先例のごとくはて一本松にうつり靜座念佛 |
| J19_0518A03: | し世間の榮衰夢幻にわかちなきを觀し信心增長念佛 |
| J19_0518A04: | 三昧にして十二月十一日遷化此時資弟にとひけるに |
| J19_0518A05: | 異香室にみち正念みだれざりしかば集會の大衆感歎 |
| J19_0518A06: | 止ざりき葬儀荼毘例にまかせ後骨を收め遺弟縁山總墳墓の地に列建せらる |
| J19_0518A07: | 奉悼豐譽大僧正 禎 山 『文集』 |
| J19_0518A08: | 僧伽大統法門豪底事閻浮掩白毫實報想知神化 |
| J19_0518A09: | 在西空春月一輪高 |
| J19_0518A10: | 第五十主 方蓮社大僧正便譽上人一實乘阿隆善大和 |
| J19_0518A11: | 尚 |
| J19_0518A12: | 信濃國水内郡柳澤の庄櫻村人姓傳田氏本氏千葉の庶 |
| J19_0518A13: | 流たり上杉謙信幕下桂山城主落合次郞の後見傳田勘解由の裔なり享保五子年五月廿八日 |
| J19_0518A14: | 十四歳にして同國茂菅村賴朝山性法院靜松寺にいり |
| J19_0518A15: | 實譽嶽龍上人の弟子となり剃髮す同七寅年九月廿 |
| J19_0518A16: | 九日武藏國鴻巢勝願寺到譽順敎上人の許に掛錫し同 |
| J19_0518A17: | 九辰年十一月同山歷譽知秀上人の座下に五重相承す |
| J19_0518B18: | 同十二未年同山故順上人に宗戒二脉を禀受す同十六 |
| J19_0518B19: | 亥年順公遷化につき縁山天神谷扇間席義俊寮へ他山す |
| J19_0518B20: | 世壽廿五歳法﨟十年寬保二戌年正月綸旨を賜はり上人と稱す翌 |
| J19_0518B21: | 亥年十月寮主義俊和尚瀧山大善寺へ住務により跡寮 |
| J19_0518B22: | 主として師弟契約あり延享二丑年正月六日義俊和尚 |
| J19_0518B23: | 登營謁朝の留主發足し京三條瑞泉寺に於て御室湛 |
| J19_0518B24: | 慧律師の『探玄記』開筵を聽聞せらる十一月下旬歸府 |
| J19_0518B25: | 今年八月廿八日より九月五日まで京四條道場金光寺にて別行寶號一百萬遍成就し同七日於長壽院湛惠律師に菩薩戒を受得す同三 |
| J19_0518B26: | 寅年二月十五日發足京誓願寺辻常樂寺にて同律師の |
| J19_0518B27: | 『搜玄記』を聽講同年夏より秋に至り圓福寺に於て |
| J19_0518B28: | 『倶舍論』聽講並に兩年に秘書百六十卷を謄寫す |
| J19_0518B29: | 『倶舍』聽徒七衆集會凡七百五十人なり延享四卯年五月廿五日席役『法宗源』 |
| J19_0518B30: | 開講寬延二巳年七月八日一文字席に轉す法﨟二十七年世壽四十二歳 |
| J19_0518B31: | 同三午年春天神谷より三島谷役者智奠轉寮の跡にう |
| J19_0518B32: | つる寶曆三酉年五月十七日再役『天台四敎義集注』開 |
| J19_0518B33: | 講同四戌年九月廿三日入月行事席同六子年三月廿七 |
| J19_0518B34: | 日下讀法門扱法則五念門大綱寶曆九卯年十二月二十 |