浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J19_0431A01: | 持寮歷世 |
J19_0431A02: | 孤雲花頂山 二世不分明 觀徹圓蓮社義譽鎌倉光明寺 祐海 檀的 祐益 祐全 祐山 祐嚴 祐誾 祐實 香堂 順良 |
J19_0431A03: | |
J19_0431A04: | ○止觀室 |
J19_0431A05: | 密嚴幹事に功ありし事は一山の知る所なり然るに故 |
J19_0431A06: | ありて隱遁辭山し深川の傍に庵を結ひ一期海月風雲 |
J19_0431A07: | を友としはてられける高弟德嚴の願により神明谷に |
J19_0431B08: | 今の地新に寮をたてられし後今も法孫榮昌なり水戸家 |
J19_0431B09: | 上杉氏鳥居氏なと往年よりの由緖ありて資糧に乏し |
J19_0431B10: | からず一山のみならず凡一宗にならぶものあるへが |
J19_0431B11: | らず故に寮主たるもの代代隱德をつまれける中にも |
J19_0431B12: | 水戸家より給へる米の内をわかちて各寮へ年ねん若 |
J19_0431B13: | 干づづ寄附せられ又加行五重の者に布をわかち資らる |
J19_0431B14: | 田中氏よりの寄附百僧に限れり故に其餘何十人にてもみな當寮よりつみ置る金支にて施せり今は年ことに寮より出にはあらず先年つみ |
J19_0431B15: | をける金の支潤よりわかつなり寬政の末京師大佛殿燒亡ありける時は |
J19_0431B16: | 百分一の本尊を寄附あり此入附黄金三百兩と云目黑祐天寺に黄金 |
J19_0431B17: | 數百をよせて法祖の增道損生にむくひらる此外あけ |
J19_0431B18: | かぞふべからず此法孫系はたえすといへとも其弟資 |
J19_0431B19: | 放逸なるは是を廢し統をつかしめず永く寮にしたが |
J19_0431B20: | ひて主務をたすけ世法にくらからざるをゑらみて法 |
J19_0431B21: | 縁系統とす |
J19_0431B22: | |
J19_0431B23: | 奚疑江戸崎大念寺 密嚴玄蓮社臻譽 |