浄土宗全書を検索する
AND検索：複数の検索語をスペースで区切って入力すると、前後２行中にそれらを全て含む箇所を検索します。
| 巻＿頁段行 | 本文 |
|---|---|
| J19_0428A01: | 干永定寓舍或以充法孫螢雪之費焉可謂莫大之功矣 |
| J19_0428A02: | 若夫不記而棄之恩恕將來誰知茅舍中興點末是以隣 |
| J19_0428A03: | 雖不敏攝益尊牌粗錄其事實以備乎後來明鑑者矣 |
| J19_0428A04: | 遺弟實蓮社眞譽故信澤隣誌 |
| J19_0428A05: | |
| J19_0428A06: | 法 系 |
| J19_0428A07: | 澤雲變譽最勝院八世 圓茂享保五年八月廿二日寂 圓覺享保二十年九月十一日 澤隣寬保三年十二月十五日二本榎淸林寺へ住 玄高延享二年三月廿五日 義碩寬延三年九月十九日遠州橫須賀選要寺住 隆宣寶曆十二年十一月八日 瑞光寶曆十三年九月廿六日病身退 澤隨明和四年十二月最勝院へ住 顯理安永四 三月通元院へ住 澤亮寬政五年十二月廿一日舘林善導寺へ住又轉弘經寺 澤音文化二年閏八月最勝院へ住 |
| J19_0428B08: | 澤賢文化九年四月 通元院へ住文化十四年退身 澤誾文化十二年五月赤坂專修寺へ住 良轉始良天三島中谷ニ持寮後轉寮 |
| J19_0428B09: | ○海藏窟 はしめ三寶藏と云 三島中谷南向 |
| J19_0428B10: | 福山侯由緖ありて修理を加へ資料を寄附せらるかの |
| J19_0428B11: | 家の祖伊豫守正次朝臣大阪御城中に於て卒去の時遺 |
| J19_0428B12: | 命して云我もし命おはらば遺骸を難波の濱邊にて荼 |
| J19_0428B13: | 毘し海中へ悉く流し遺骨のこす事なかれと近習の士 |
| J19_0428B14: | 遺言を以て火葬し今難波の濵に遺名あり近習五人殊に主恩甚深き |
| J19_0428B15: | を忘れす遺骨を捨るにたへすして聚め收め護持し |
| J19_0428B16: | 東武に至り當山中に於て地を卜し遺骨をおさめ寶塔 |
| J19_0428B17: | を建立し墓所を定め新に學寮一宇をつくり靈牌を安 |
| J19_0428B18: | 置し追善所と定む此時大猷院殿台命ありて當山大方丈の佛前に位牌を安置せしめ給へりとそ其後 |
| J19_0428B19: | 五人を法體せしめ其中才あるを大衆の列に加へられ |
| J19_0428B20: | 外の四人寓錫せりといふ山下谷に學寮を新造あるは此時の山下谷は今方丈の所なり其後 |
| J19_0428B21: | 轉地の時寮も山下谷にうつり代代つたへけるを靈海 |
| J19_0428B22: | の代に至り貫主豐譽大僧正より定書を給はり幹事天 |