浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J19_0244A01: | 建槖以來。風敎亦盛行焉。龍象勃起于此。倍舊時。 |
J19_0244A02: | 蔚乎爲城〓巨刹矣。輪下有攝門上人。天資博達。義 |
J19_0244A03: | 觀餘暇。僅僅運神足於文塲。著本山志若干卷。其意 |
J19_0244A04: | 以爲。此擧非敢俲世俗文字者。首紀地理。終及人 |
J19_0244A05: | 物。地理者。淨域標示也。人物者。淨業開士也。談 |
J19_0244A06: | 境則智必副之。無一不發揮今家幽旨者矣。今玆己 |
J19_0244A07: | 卯。脱稿以附剞劂。豈啻山志哉。抑充一部文字般 |
J19_0244A08: | 若。亦可也。予固同臭味。於是乎。書于卷末。文政 |
J19_0244A09: | 二年晩春下浣日荻長 |
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J19_0244B18: | 例言 |
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J19_0244B20: | 一此書はもと當山掛錫の大衆をして往世の興廢中興 |
J19_0244B21: | 國師の功業并に一山所屬の地形末支分流まてをし |
J19_0244B22: | らしめ柳營家の洪恩を深仰し奉り朝暮御代代の御 |
J19_0244B23: | 尊靈無上御菩提を回願し奉り御代長昌の御祈願怠 |
J19_0244B24: | りなからしめんかために開基よりの事蹟數書に散 |
J19_0244B25: | 在するものを集錄し又史傳正書の外里巷の小説と |
J19_0244B26: | いへとも悉く引用す故に一部の文章にあらす見者 |
J19_0244B27: | 是を本とし鄙言をとかめすして〓訛謬脱あらは速 |
J19_0244B28: | に訂校補入し筆刪を吝むことなかれ是余か願ふ所 |
J19_0244B29: | なり |
J19_0244B30: | 一靈廟は山内なれは目次に出すといへとも本文には |
J19_0244B31: | 悉く略す |
J19_0244B32: | 一方丈向は間數其外ことことく畧す |
J19_0244B33: | 一祭神の縁起は繁を省き略抄すしかりといへとも其 |
J19_0244B34: | 縁起もとより短述あるは其ままを載それをは略縁 |