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J2820 三縁山志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0244A01: 建槖以來。風敎亦盛行焉。龍象勃起于此。倍舊時。
J19_0244A02: 蔚乎爲城〓巨刹矣。輪下有攝門上人。天資博達。義
J19_0244A03: 觀餘暇。僅僅運神足於文塲。著本山志若干卷。其意
J19_0244A04: 以爲。此擧非敢俲世俗文字者。首紀地理。終及人
J19_0244A05: 物。地理者。淨域標示也。人物者。淨業開士也。談
J19_0244A06: 境則智必副之。無一不發揮今家幽旨者矣。今玆己
J19_0244A07: 卯。脱稿以附剞劂。豈啻山志哉。抑充一部文字般
J19_0244A08: 若。亦可也。予固同臭味。於是乎。書于卷末。文政
J19_0244A09: 二年晩春下浣日荻長
J19_0244A10:
J19_0244A11:
J19_0244A12:
J19_0244A13:
J19_0244A14:
J19_0244A15:
J19_0244A16:
J19_0244A17:
J19_0244B18: 例言
J19_0244B19:
J19_0244B20: 一此書はもと當山掛錫の大衆をして往世の興廢中興
J19_0244B21: 國師の功業并に一山所屬の地形末支分流まてをし
J19_0244B22: らしめ柳營家の洪恩を深仰し奉り朝暮御代代の御
J19_0244B23: 尊靈無上御菩提を回願し奉り御代長昌の御祈願怠
J19_0244B24: りなからしめんかために開基よりの事蹟數書に散
J19_0244B25: 在するものを集錄し又史傳正書の外里巷の小説と
J19_0244B26: いへとも悉く引用す故に一部の文章にあらす見者
J19_0244B27: 是を本とし鄙言をとかめすして〓訛謬脱あらは速
J19_0244B28: に訂校補入し筆刪を吝むことなかれ是余か願ふ所
J19_0244B29: なり
J19_0244B30: 一靈廟は山内なれは目次に出すといへとも本文には
J19_0244B31: 悉く略す
J19_0244B32: 一方丈向は間數其外ことことく畧す
J19_0244B33: 一祭神の縁起は繁を省き略抄すしかりといへとも其
J19_0244B34: 縁起もとより短述あるは其ままを載それをは略縁

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