浄土宗全書を検索する
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| 巻＿頁段行 | 本文 |
|---|---|
| J19_0240A01: | 也上人執友之汎而今徴序於余意以余有淺草寺志之輯 |
| J19_0240A02: | 謬以爲同好者歟聊書孱孱以不虚其懇云文政紀元冬至 |
| J19_0240A03: | 前一日不輕居士識 |
| J19_0240A04: | 三縁山志序 |
| J19_0240A05: | 大凡經綸之要。在稽古訓而弗愆。履祖武而無墮焉。 |
| J19_0240A06: | 稽古不愼則愆。履武不密則墜。是今古之通弊。學者 |
| J19_0240A07: | 不可不知也。傳云宗廟之禮。所以序昭穆也。又云明 |
| J19_0240A08: | 乎郊社之禮。禘甞之義。治國其如示諸掌乎。可謂能 |
| J19_0240A09: | 得經綸之要而已。我友攝門甞著崇廟祭名錄。今又撰 |
| J19_0240A10: | 縁山志。上溯貝塚未遷之前。下逮 太廟創建之後凡 |
| J19_0240A11: | 可以嫓稽古履武之典刑者。自典章文物之大。至諸臣 |
| J19_0240A12: | 墳墓之細。刎幽鉤沈。傍引會通。愼密無遺焉。後世 |
| J19_0240A13: | 有志崇廟者出。則攝門之功不爲不鮮矣。攝門別號覺 |
| J19_0240A14: | 齋察阿。能通内外之學。傍究經綸之要。雖圓其頂。 |
| J19_0240A15: | 然方其志。堂堂一武弁也。予桑弧以來。志稽古之 |
| J19_0240A16: | 業。讀書講武。甞西役接淸蘭。東征襄羅叉。奉 朝 |
| J19_0240A17: | 威命拓土奠疆以達四方之志。又入蘭臺飽讀史書。初 |
| J19_0240B18: | 昭 祖宗累葉之文德。以纉述 烈祖好學好書之盛 |
| J19_0240B19: | 事。甞著書以獻朝。竊思昭斯文者。以守重爲嚆矢也 |
| J19_0240B20: | 今又移浪速弓鎗監自詑蹤跡之奇。復笑迂踈之駑材。 |
| J19_0240B21: | 一身并兼文武之兩技也攝門從來與我同志。他日使當 |
| J19_0240B22: | 途者苟有志于經綸之學者。夫必有取于此編乎。果然 |
| J19_0240B23: | 則初可知攝門之抱忠酬國之一端耳。是爲序。文政己 |
| J19_0240B24: | 卯夏四月正齋近藤守重撰 |
| J19_0240B25: | むかしより竹芝とかよふなるわたりに三縁山とて四 |
| J19_0240B26: | の海のはてまて聞ゆる御寺はとしの名を應永といひ |
| J19_0240B27: | し比にはしめてつくられしか二ももとせはかりを歷 |
| J19_0240B28: | てかけまくもかしこきふたらの山にしつまりますみ |
| J19_0240B29: | 神の御代おさめ玉ひし時とりわきたるおほせことあり |
| J19_0240B30: | ていともたうとき御寺になんありけるしかはあれと |
| J19_0240B31: | ことのよしくはしくかきしるせるふみなきをとし比あ |
| J19_0240B32: | かぬことに思ひ侍しにこたひ攝門法師此山の誌十卷を |
| J19_0240B33: | あらはしてをのれにはしかきせよとこはる近きころ |
| J19_0240B34: | 名たたる寺寺の事ともかけるふみ何くれときこゆれ |