浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0208A01: | 卷ニ至テ注スヘシ●上西門院此御事及御出家等ノ |
J16_0208A02: | 事第七卷ニ見ユ修明門院重子ハ贈左大臣從一位範 |
J16_0208A03: | 季卿ノ女後鳥羽院ノ御后順德院ノ御母也帝王編年 |
J16_0208A04: | 記云承久三年七月九日落飾爲尼謚號雜記云建永 |
J16_0208A05: | 二年六月七日院號●三公公卿トハ太政大臣ト左右 |
J16_0208A06: | 二大臣トヲ三公ト云大抵三位已上ヲ公卿ト云ヒ四 |
J16_0208A07: | 位五位ヲ殿上人ト云 |
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J16_0208A17: | 卷十終 |
J16_0208B18: | 圓光大師行狀畵圖翼贊卷十一 |
J16_0208B19: | |
J16_0208B20: | 事義 |
J16_0208B21: | |
J16_0208B22: | 傳本第十一 |
J16_0208B23: | 諸人の歸依あさからざりし中に。九條の關白殿下 |
J16_0208B24: | 兼實公號後法性寺殿又號月輪殿信仰他にことに崇重比類なかりき。二月 |
J16_0208B25: | 十九日法性寺殿の御忌日に御佛事ありけるに。傳供 |
J16_0208B26: | のとき僧俗座を分て立ならへり。今日はことにねん |
J16_0208B27: | ごろなる御佛事なり。上人も傳供に立給へしと殿下 |
J16_0208B28: | おほせことありければ。松殿基房公まことにさ候へし |
J16_0208B29: | と申給に。上人は隱遁の身たるうへ凡僧にておはす |
J16_0208B30: | るに。慈鎭和尚于時僧正受戒の師範たるに恕せられて。 |
J16_0208B31: | 上人を座上にひき申されけれは。菩提山の僧正信圓お |
J16_0208B32: | なしく上座をゆづりたてまつりたまふ。上人兩僧正 |
J16_0208B33: | の上に立て。松殿の俗の一座にておはしましけるに |
J16_0208B34: | むかひて僧の一座なりけり。道德のいたりいみしき |
J16_0208B35: | ことにも侍るかな。 |