浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J09_0754A01: | 佛滅度後第一五百年我諸弟子學惠得堅固第二五 |
J09_0754A02: | 百年學定得堅固第三五百年學多聞讀誦得堅 |
J09_0754A03: | 固第四五百年造立塔寺修福懺悔得堅固第五五 |
J09_0754A04: | 百年白法隱滯多有諍訟微有善法得堅固安樂集上二丁 |
J09_0754A05: | ○二十九丁道綽善導のとは導綽は後周の武帝保定二年 |
J09_0754A06: | 壬午に降生す即當佛滅後一千五百十一年第四の五 |
J09_0754A07: | 百年の初なり善導は隨煬帝大業九年癸酉に誕生す即 |
J09_0754A08: | 當佛滅後一千五百六十二年是れ亦第四の五百年也 |
J09_0754A09: | ○末法萬年のはしめなりとは第一卷五十一丁の如し元祖 |
J09_0754A10: | の御意は正像ともに千年の説に依り玉ひて末法の始 |
J09_0754A11: | と仰せらるる也元祖は當佛滅後二千八十一年降生 |
J09_0754A12: | なれは入末法八十一年なり故に云始也○かつと |
J09_0754A13: | は且の字をそのうへと訓する事あり爾れともきつ |
J09_0754A14: | としたるそのうへに非す只詞のつきめに置くそのう |
J09_0754A15: | へ也かふした道理もありてそのうへかうした道理も |
J09_0754A16: | 有ると云ふ時なとのそのうへなり○あひ給ひけんと |
J09_0754A17: | は思ひ定めたる心なれは聖道門を行し玉ひける菩 |
J09_0754B18: | 薩聲聞たちなりと定めたる詞なり西要抄下末十七丁の意○ひじり |
J09_0754B19: | たちとは萬の僻事を辨へ知りて道に差はぬを聖と云 |
J09_0754B20: | へは此にては菩薩聲聞の外歷歷の權者の出家を云也 |
J09_0754B21: | 翼賛御傳第三卷五丁の意也○法華經の持者とは此れは持經者とて法 |
J09_0754B22: | 華を受持讀誦する人を云なり昔桓武天皇の御時法 |
J09_0754B23: | 華を暗誦すへきよし宣旨を下されける後持經者多く |
J09_0754B24: | 出來れり其後就中鎌倉三代將軍の時に多かりしな |
J09_0754B25: | り御傳二十四之二丁○三十丁たたこの經にみへたりとは總しては |
J09_0754B26: | 淨土の三部經と云ふ意なり別しては小經也○他の行 |
J09_0754B27: | にをきてとは法華の證誠は多寳一佛なれは少在屬無 |
J09_0754B28: | 也故に證誠みゑすと云へり○時もすき等とは若敎 |
J09_0754B29: | 赴時機易修易悟若機敎乖時難修難入是故正 |
J09_0754B30: | 法念經云行者一心求道時常當觀察時方便若不 |
J09_0754B31: | 得時無方便是名爲失不名利何者如攅溼木 |
J09_0754B32: | 以求火火不可得非時故若折乾薪以覓水水不 |
J09_0754B33: | 可得無智故安樂集上二丁○三十一丁極樂はあさく彌陀はくた |
J09_0754B34: | れりとは此は華嚴經に極樂是淨土初門と説き又智度 |