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J1420 和語灯録日講私記 義山・素中 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J09_0659A01: 和語燈錄日講私記第一卷
J09_0659A02:
J09_0659A03: 此の書編集の來由は元祖大師御入滅の後門弟の中に
J09_0659A04: 多く自義を建立し本願の正義を雜亂し而稱師説互
J09_0659A05: 爭是非依之聽者生疑行者迷路願行相續之旨殆
J09_0659A06: 欲廢爰元祖大師滅後歷數十年望西樓了惠上人
J09_0659A07: 案するに元祖大師滅後三十年八十七代の帝後嵯峨院寬元元癸卯の年の誕生歟曾て把吉水流然るに
J09_0659A08: 安心起行の趣異説紛紜易迷岐路難辨邪正歎
J09_0659A09: 之年尚因玆只偏欲守祖訓元祖の遺書を普く諸方
J09_0659A10: に尋ぬ幸に遺文の有る在り聿に集て編之即ち其文
J09_0659A11: 有和有漢其漢なる者は別に集之其の和なる者今
J09_0659A12: 集之漢文總て十七章分て爲十卷並拾遺上一卷三
J09_0659A13: 章合て十一卷名漢語燈錄和文總て二十四章分て
J09_0659A14: 爲五卷並に拾遺中下二卷總て八章合て七卷名和
J09_0659A15: 語燈錄和漢都へて合せて十八卷也始は和漢合せて十五卷なり後に拾遺三卷編
J09_0659A16: 集之是實行者照心行之大明燈也由名曰語燈錄委
J09_0659A17: 如漢語自序
J09_0659B18: 題並撰號
J09_0659B19: ○黑谷とは居所を呼んて爲名諱をさくるは尊重の
J09_0659B20: 意なり例せは如云天台○上人とは此の時分には
J09_0659B21: 無極の道心ある人を呼んて上人と云也西行を圓位上
J09_0659B22: 人と云ひ又は西行上人とも呼ふか如し佛在世にも頻
J09_0659B23: 婆娑羅王呼佛弟子爲上人又智行を内外に兼て人
J09_0659B24: の上に在るを上人と名く今元祖大師本より官位にも
J09_0659B25: 不進俸祿をも不受無極の道心有る故に時人貴んて
J09_0659B26: 上人と呼びし也○卷第十一とは第十卷まては漢語な
J09_0659B27: り次に此卷より已下第十五卷まては和語也故に今第
J09_0659B28: 十一と置く也其義如前辨○并序とは序あはせたり
J09_0659B29: ともよむ也自序なるか故に○厭欣とは厭穢欣淨は宗
J09_0659B30: 門の故實是故置之也源と觀經より出てたり韋提夫
J09_0659B31: 人向世尊述心中願不樂閻浮提濁惡世也と厭之
J09_0659B32: 又我今樂生極樂世界と欣之實に欲願淨土須厭
J09_0659B33: 生死也若非厭此者豈有欣彼乎般舟讃云厭則娑
J09_0659B34: 婆永隔忺則淨土常居と惠心の先德も委く釋厭欣相

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