浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J18_0442A01: | 觀譽と稱す。 |
J18_0442A02: | |
J18_0442A03: | 右十二人は。師の在世の門人にして。寺記に錄した |
J18_0442A04: | るを。十が一二を摘て。小傳をたつるなり。この |
J18_0442A05: | 外。本律・本忍・本岸・本良・本淨・本碩等の。諸 |
J18_0442A06: | 和尚。及本勇。本明の如き尼弟子の輩。或は奉事師 |
J18_0442A07: | 長にあつき人。或は勇猛精進にはげしき人。或は難 |
J18_0442A08: | 行苦修に耐たる人。あるひは好相感見にしるしある |
J18_0442A09: | ひと。或は尾州建中寺大基大和尚の如。いまだ現存 |
J18_0442A10: | の人。或は遺孫絶て其實を失へるもの。あるひは國 |
J18_0442A11: | を隔て。いまだその信の達せざるもの。或は行錄の |
J18_0442A12: | 半を得て半を得ざるもの。かくの如は。いまとみに |
J18_0442A13: | 此傳に列することあたはざれば。他日拾遺を編せる |
J18_0442A14: | 時をまつべきなり。且いまの小傳。凡其入門の前後 |
J18_0442A15: | に就て。これを記す。親疎に約するにあらず。 |
J18_0442A16: | |
J18_0442A17: | 德本行者傳附錄法弟小傳終 |
J18_0442B18: | (本傳序、例言、跋等) |
J18_0442B19: | 德本行者傳序 |
J18_0442B20: | 龍舒居士嘗引大慈菩薩之語曰能勸二人修比 |
J18_0442B21: | 自己精進勸至十餘人福德已無量如勸百與千 |
J18_0442B22: | 名爲眞菩薩又能過萬數即是阿彌陀文政戊寅十 |
J18_0442B23: | 月行者即世先師故大僧正親臨葬儀乃擧此偈衆 |
J18_0442B24: | 皆竦然謂曰聖克知聖窃謂庶乎不差矣頃行狀傳 |
J18_0442B25: | 刊行爲序證其所言非過稱矣慶應丙寅臘八隱士闡譽 |
J18_0442B26: | 德本行者傳例言九條 |
J18_0442B27: | 一師文政戊寅ノ年ヲモテ遷化ス今年慶應丁卯ニ至 |
J18_0442B28: | テ既ニ五十年ヲ得タリ遺弟等法恩ヲ萬一ニ報セ |
J18_0442B29: | ンカ爲ニ相會シテ傳記ヲ纂集ス方ニ師德ヲ千歳 |
J18_0442B30: | ニ傳テモテ後進ノ警策ニ備ヘント欲ス |
J18_0442B31: | 一小石川一行院ニ師ノ一世ノ紀錄六十餘卷アリス |
J18_0442B32: | ヘテ當時ニアツテ門人ノ筆紀スル所ナリ其事扑 |
J18_0442B33: | 質其辭華ヲ飾ラス尤モ正史ト稱スルニ足レリ但 |
J18_0442B34: | シ均シク佛事ト雖トモ師ニ在テハ勝迹ト稱スル |