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J2750 徳本行者伝 行誡 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J18_0442A01: 觀譽と稱す。
J18_0442A02:
J18_0442A03: 右十二人は。師の在世の門人にして。寺記に錄した
J18_0442A04: るを。十が一二を摘て。小傳をたつるなり。この
J18_0442A05: 外。本律・本忍・本岸・本良・本淨・本碩等の。諸
J18_0442A06: 和尚。及本勇。本明の如き尼弟子の輩。或は奉事師
J18_0442A07: 長にあつき人。或は勇猛精進にはげしき人。或は難
J18_0442A08: 行苦修に耐たる人。あるひは好相感見にしるしある
J18_0442A09: ひと。或は尾州建中寺大基大和尚の如。いまだ現存
J18_0442A10: の人。或は遺孫絶て其實を失へるもの。あるひは國
J18_0442A11: を隔て。いまだその信の達せざるもの。或は行錄の
J18_0442A12: 半を得て半を得ざるもの。かくの如は。いまとみに
J18_0442A13: 此傳に列することあたはざれば。他日拾遺を編せる
J18_0442A14: 時をまつべきなり。且いまの小傳。凡其入門の前後
J18_0442A15: に就て。これを記す。親疎に約するにあらず。
J18_0442A16:
J18_0442A17: 德本行者傳附錄法弟小傳
J18_0442B18: (本傳序、例言、跋等)
J18_0442B19: 德本行者傳序
J18_0442B20: 龍舒居士嘗引大慈菩薩之語曰能勸二人修比
J18_0442B21: 自己精進勸至十餘人福德已無量如勸百與千
J18_0442B22: 名爲眞菩薩又能過萬數即是阿彌陀文政戊寅十
J18_0442B23: 月行者即世先師故大僧正親臨葬儀乃擧此偈衆
J18_0442B24: 皆竦然謂曰聖克知聖窃謂庶乎不差矣頃行狀傳
J18_0442B25: 刊行爲序證其所言非過稱矣慶應丙寅臘八隱士闡譽
J18_0442B26: 德本行者傳例言九條
J18_0442B27: 一師文政戊寅ノ年ヲモテ遷化ス今年慶應丁卯ニ至
J18_0442B28: テ既ニ五十年ヲ得タリ遺弟等法恩ヲ萬一ニ報セ
J18_0442B29: ンカ爲ニ相會シテ傳記ヲ纂集ス方ニ師德ヲ千歳
J18_0442B30: ニ傳テモテ後進ノ警策ニ備ヘント欲ス
J18_0442B31: 一小石川一行院ニ師ノ一世ノ紀錄六十餘卷アリス
J18_0442B32: ヘテ當時ニアツテ門人ノ筆紀スル所ナリ其事扑
J18_0442B33: 質其辭華ヲ飾ラス尤モ正史ト稱スルニ足レリ但
J18_0442B34: シ均シク佛事ト雖トモ師ニ在テハ勝迹ト稱スル

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