浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0660A01: | ●壽永二年ノ春本傳ニハ冬トアリ●本傳云後時 |
J16_0660A02: | 觀叡受請旅行此國筑前厥後禀一宗秘賾於證眞 |
J16_0660A03: | 云云●本傳云次年建久二年補學頭云云學頭トハ或山家者 |
J16_0660A04: | 云三塔之碩學寺拜任之人必兼探題職而掌論談 |
J16_0660A05: | 之精義等都預學道之事釋家官班記云延曆寺學 |
J16_0660A06: | 頭一園城寺學頭一等被任僧綱例也勸學講一 |
J16_0660A07: | 同之●本傳ニ至三十二親見舍弟三明闍梨絶入 |
J16_0660A08: | 從申至戌ニ而蘇生忽驚眼前無常速思身後浮沈即閣所 |
J16_0660A09: | 學法門偏修往生行業云云●建久八年吉水ノ禪室 |
J16_0660A10: | ニ參トハ本傳云筑前國明星寺昔有三層塔婆破 |
J16_0660A11: | 壞年久衆徒令上人聖光唱知識九州子來新 |
J16_0660A12: | 塔速成欲迎本尊爲之上洛自思惟我昔聞法 |
J16_0660A13: | 印證眞常讚法然上人第五卷ニ見ユ今得便宜不可 |
J16_0660A14: | 不謁迺詣東山禪室時五月上旬也畧書 |
J16_0660A15: | 上人こたへてのたまはく。汝は天台の學者なれは。 |
J16_0660A16: | すべからく三重の念佛を分別してきかしめむ。一に |
J16_0660A17: | は摩訶止觀にあかす念佛。二には往生要集にすすむ |
J16_0660B18: | る念佛。三には善導の立給つる念佛なりとて。くは |
J16_0660B19: | しくこれをのべたまふ。文義廣博にして。智解深遠 |
J16_0660B20: | なり。崑崙のいただきをあふぐがごとし。蓬瀛のそ |
J16_0660B21: | こをのぞむににたり。ひつじより。子の時にいたる |
J16_0660B22: | まで。演説數尅にをよぶ。これをきくに。高峰の心 |
J16_0660B23: | やみ。渴仰の思ひふかし。まことに凡夫解脱の直路 |
J16_0660B24: | は淨土の一門。念佛の要行にはしかざりけりと信解 |
J16_0660B25: | して。ながく上人に師とし事へて暫も座下をさら |
J16_0660B26: | す。ひさしく一宗を習學して。つぶさに庭訓をうけ |
J16_0660B27: | られけり。 |
J16_0660B28: | ●崑崙山ハ山海經海内東經云崑崙山在西胡西又地理志云在臨差西又大荒西經云西海之南流沙之濱赤水之後黑水之前有大山名曰崑論之丘十州記云崑崙在西海戌地北海亥地去岸十三萬里大明一統志三十七云崑崙山在肅州衛城西南二百五十里南與甘州山連其巓峻極經夏榎雪不消世呼雪山 |
J16_0660B29: | ●決答銘心鈔云一止觀念佛者是爲助止觀請佛 |
J16_0660B30: | 救護揚聲稱名也二要集念佛者雖要期往生 |