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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0571A01: 覽云弘安八年七月二十日藏人所奉送延曆寺講堂
J16_0571A02: 供養御布施以下事御誦經物麻布五百端東鑑云弘
J16_0571A03: 長元年二月二十日鶴岡ニ於テ仁王會ヲ行ハル佛布
J16_0571A04: 施出羽絹百疋誦經物奧布百端ト此類古記ニ往生ナ
J16_0571A05: リ●書史會要曰王羲之字逸少曠之子官至右將軍
J16_0571A06: 會稽内史議辨以骨鯁稱善篆隷行艸飛白隷
J16_0571A07: 艸爲今昔之妙然其得名乃專以艸聖云云此筆跡
J16_0571A08: ノ石摺ナルヘシ●湛空上人ノ歌續後撰等ノ和歌集
J16_0571A09: 及古今著聞ナトニ往生ニ見エタリ許愼カ淮南子注
J16_0571A10: ニ蒼頡始見鳥跡之文造書契文字ノ事ヲ鳥ノ跡
J16_0571A11: ト云一書ニ上西門院假名諷誦一通及和歌一首ヲモ
J16_0571A12: テ上人五七日ノ奉爲ニササゲ給ヘリトテ其文ヲ載
J16_0571A13: タリ今時追悼ノ詩歌トテスルモ此類ナルベシ
J16_0571A14: 四七日 導師法蓮房
J16_0571A15: 檀那良淸かの諷誦文云
J16_0571A16: 先師末法萬年のはじめにあたりて。彌陀一敎のすぐ
J16_0571A17: れたることをひろむ。智惠劒をひつさぐ。莫耶のほ
J16_0571B18: こさきときにあらす。戒行玉をみがく。摩尼のひか
J16_0571B19: り明をならふ。抑尊靈逝川にさきたちて四七日。遠
J16_0571B20: 人來迎の雲をのぞむ。新墳につゐて兩三度遺弟酷烈
J16_0571B21: の氣をかく。誠諦の言をおもひて。菩提の願をこふ
J16_0571B22: といへとも。揭焉の旨意敬てもて伏膺す。
J16_0571B23: 畫圖
J16_0571B24: ●智慧劒ハ第五卷ニ注シヌ●莫耶ハ劒ヲ造者ノ名
J16_0571B25: ナリ此人ノ作ナルヲモテ劒ノ名トセリ吳王莫耶ヲ
J16_0571B26: シテ劒ヲ造ラシム莫耶王ノ鐵ヲ得テ二劒ヲ造ル一
J16_0571B27: ハ王ニ獻ジ一ハ私ニス王ニ奉リシ劒頻ニ鳴ケレバ
J16_0571B28: 或臣申テ云ク此劒ハ雌ナリ必雄アラント。サレバ
J16_0571B29: 一ハ私ニセシ事是ヨリ覺ハレテ王惡テ莫耶ヲ殺
J16_0571B30: 文選注トトキニアラスハ非利ノ字ナリ●梵網經云戒
J16_0571B31: 如明日月亦如瓔珞珠同經説戒文云戒如摩尼
J16_0571B32: 珠莊嚴記云選擇集作者上人傳聞有深智有戒
J16_0571B33: 德久爲世福田貴賤擧恭敬若爲在家苾芻尼等
J16_0571B34: 若爲犯戒人愛行人者誰入其一門誰信其撰

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