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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0548A01: をもてあそふともがらは。西の枝の梨子をおる。こ
J16_0548A02: れ皆彌陀をあがめざるをは瑕瑾とし。珠數をくらざ
J16_0548A03: るをは耻辱とす。ここをもて花族英才なりといへど
J16_0548A04: も。念佛せざるをはおとしめ。乞匃非人なりといへ
J16_0548A05: とも。念佛するをはもてなす。
J16_0548A06: ●佛ヲ大師諸文又説法ノ主トス阿含今古皆説法知法ノ
J16_0548A07: 僧ヲ法主ト云要覽慧亮傳云太始初勅亮與斌互爲
J16_0548A08: 法主當時宗匠無與競焉義楚六帖十●笏ハ音勿手版
J16_0548A09: 公及士所搢也字彚釋名ニ笏勿也君有敎命及所啓
J16_0548A10: 白則書其上備勿亡也日本ニテハ尺ト云壒囊
J16_0548A11: 公卿ノ持トコロノ手版ナリ續日本紀云元正天皇養
J16_0548A12: 老三年二月百官已上始令持笏五六位已下木笏廣
J16_0548A13: 韻ニ天子玉諸侯象大夫魚須文竹士ハ木ト今金笏
J16_0548A14: トハホメテ云ナリ●皇后ハ天子ノキサキナリコビ
J16_0548A15: トハ媚ノ字ナリイツクシクエミタルヲ云楊貴妃ノ
J16_0548A16: 一笑百媚長恨歌トイヘル心ナリ●傾城ハ總ジテカ
J16_0548A17: ホヨキ美女ヲ云フ此ニハ宮女ヲサスナリ又ハ傾國
J16_0548B18: トモ云漢書ニ一顧傾於人城再顧傾於人國
J16_0548B19: トコトンナキハ好ノ字ナリ朗詠ニ無勝此夕之
J16_0548B20: 好文選謝靈運詩ニ未厭靑春好詩經及白氏文集ニ
J16_0548B21: 此類往往ナリ●トメルハオコリテモテアソビ等ト
J16_0548B22: ハ白樂天彌陀ヲ畫テ自記シテ曰諦觀此娑婆
J16_0548B23: 世界衆生無賢愚無貴賤無幼艾有起心歸
J16_0548B24: 佛者擧手合掌必先嚮西方怖厄苦惱者開口
J16_0548B25: 發聲先念阿彌陀佛又範金合土刻石織紋乃
J16_0548B26: 至印水聚沙童子戯者莫不率以阿彌陀佛爲
J16_0548B27: 上首不知其然而然文集及樂邦文類釋氏稽古略等●田ウタノ事
J16_0548B28: 第二十四卷ニ注シヌ織女ハハタヲルモノナリ●驛
J16_0548B29: 路ハ旅宿ナリ第三十四卷ニ見ユ古ハ傳馬早打ナト
J16_0548B30: 召ルル時ハ鈴ヲ振テ知セタリトゾ承平二年平將門
J16_0548B31: 追討ノ爲ニ平貞盛宣旨ヲカフリテ例ニ任セテ節刀
J16_0548B32: 鈴ナド給ハリ大將軍ノ威儀振舞テ東路ニ打向ヒテ
J16_0548B33: 淸見ガ關ニ宿リヌ此所右ハ海左ハ山ナレバ海人ノ
J16_0548B34: 漁火通夜浮沈ニケリ淸原滋藤ト云者副將軍民部

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