ウィンドウを閉じる

J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0501A01: 先是其邑謠歌曰云云始皇聞謠歌而問其故父老
J16_0501A02: 具對此仙人之謠歌勸帝求長生之術於是始皇
J16_0501A03: 欣然乃有尋仙之志本紀云三十七年方士除市等
J16_0501A04: 入海求神藥數歳不得費多恐譴乃詐曰蓬萊藥
J16_0501A05: 可得然常爲鮫大魚所苦故不得至願請善
J16_0501A06: 射與倶見則以連弩射之始皇夢與海神戰
J16_0501A07: 如人形問占夢博士曰水神不可見以大魚蛟
J16_0501A08: 龍爲侯今上禱祠備謹而有此惡神當除去而
J16_0501A09: 善神可致乃令入海者齎捕巨魚具而自以
J16_0501A10: 連弩侯大魚出射之自琅琊北至榮成山弗
J16_0501A11: 見至之罘見巨魚射殺一魚遂並海西至平
J16_0501A12: 原津而病云云七月丙寅始皇崩於沙丘平臺漢武内
J16_0501A13: 傳云漢武帝好長生之術求道西王母遣使爲帝
J16_0501A14: 報曰七月七日我當暫來帝至日掃宮掖之内設
J16_0501A15: 坐殿上王母即至也云云神仙傳云蓬萊山黄金白銀以
J16_0501A16: 爲宮闕王母居之史記孝武本紀ニ孝武皇帝初即
J16_0501A17: 位尤敬鬼之祀用李少君之語遣方士入海
J16_0501B18: 求蓬萊仙乃不能至得云焉又封禪書載其事繁
J16_0501B19: 滋白氏文集第四有反魂香降李君魂事●列仙傳曰
J16_0501B20: 彭祖服菊長壽其年七百餘歳顏色壯而如十七八
J16_0501B21: 歳也
J16_0501B22: 曇鸞法師と申しし人こそ。佛法のそこをきはめたり
J16_0501B23: し人の。いのちはあしたを期しがたしとて。佛法を
J16_0501B24: ならはんがために。長生の仙の法をはつたへたまひ
J16_0501B25: けれ。時に菩提流支と申三藏ましましき。曇鸞かの
J16_0501B26: 三藏の御まへにまうてて申給やうは。佛法の中に長
J16_0501B27: 生不死の法。この土の仙經にすぎたるありやととひ
J16_0501B28: 給ひければ。三藏地につばきをはきての給はく。こ
J16_0501B29: の方にはいづくの處にか長生の法あらん。たとひ長
J16_0501B30: 年を得てしばらくしなずとも。つゐに三有に輪廻す
J16_0501B31: との給て。すなはち觀無量壽經をさづけて。大仙の
J16_0501B32: 法也。これによりて修行すれは。さらに生死を解脱
J16_0501B33: すべしとの給き。曇鸞これをつたへて。仙經をたち
J16_0501B34: まちに火にやきてこれをすつ。觀無量壽經によりて

ウィンドウを閉じる