浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0445A01: | 等ニ出●漿ハ字彙云米汁相將也 |
J16_0445A02: | 抑今のする所の自害往生。水漿を斷て後。五十餘日 |
J16_0445A03: | をふる事。殆信をとりかたしといへとも。かの子 |
J16_0445A04: | 孫。上人の御消息。ならひに念珠袈裟等を相傳し |
J16_0445A05: | て。披露する事世もてかくれなし。たたこれ尊願か |
J16_0445A06: | 不思議の奇特をのするばかりなり。餘人さらにこの |
J16_0445A07: | み行せよとにはあらす。凡上代上機の事はしはらく |
J16_0445A08: | これをさしをく。末代當世の行者は。機根よはきゆ |
J16_0445A09: | へに。たとひ思たつものありとも。その期にのそみ |
J16_0445A10: | て。もし後悔の一念もおこりぬへし。しからは何の |
J16_0445A11: | 詮かあらん。上人も。いけらば。念佛の功つもり。 |
J16_0445A12: | しなは往生うたがはず。とてもかくても。この身に |
J16_0445A13: | はおもひわづらふ事ぞなきと心得て。ねんごろに念 |
J16_0445A14: | 佛して。畢命を期とせよとこそ。禪勝房にはさづけ |
J16_0445A15: | られけれ。鎭西の聖光房も。自害往生。燒身往生。 |
J16_0445A16: | 入水往生。斷食往生等の事。末代には斟酌すべし |
J16_0445A17: | と。誡めをかれけるとかや。ゆめゆめこのみ行すへ |
J16_0445B18: | からす。ふかく上人の勸化を信して。念念相續。畢 |
J16_0445B19: | 命爲期の行を。つとむへきものなり。 |
J16_0445B20: | ●禪勝房ハ第四十四及四十五卷傳文分明也●鎭西ノ御誡未檢 |
J16_0445B21: | 畫圖 |
J16_0445B22: | ●九卷傳ニ遠江國蓮華寺ノ禪勝房ハ熊谷入道ノ勸 |
J16_0445B23: | ニヨリ吉水ノ御坊ヘ參テ無智ノ罪人ノ極樂ニ往生 |
J16_0445B24: | スルコトノ侍ルナルヲ承ラント申ケレバナドアリ |
J16_0445B25: | ●自害往生トハ資持記云義淨三藏寄歸傳廣斥世 |
J16_0445B26: | 人燒身然指意謂菩薩大士之行非出家比丘所 |
J16_0445B27: | 宜古來章記相傳引誡講者寡聞用爲口實此由 |
J16_0445B28: | 不知機有淺深敎分化制律明自殺方便偸 |
J16_0445B29: | 蘭燒指然香違制得吉梵網所制若不燒身臂 |
J16_0445B30: | 指非出家菩薩犯輕垢罪此蓋小機急於自行 |
J16_0445B31: | 期盡報以超生大士專在利他歷塵劫而弘濟是 |
J16_0445B32: | 以小律結其大過大敎歎其深功况大小兩敎倶 |
J16_0445B33: | 是聖言一抑一揚豈容乖異且經明出家菩薩那 |
J16_0445B34: | 云不許比丘彼云捨身非沙門ノ所爲ニ傳列苦行遺身豈是專 |