浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J16_0179A01: | し。往生をとぐるもの。一州にみち。四海にあまね |
J16_0179A02: | し。前兆のむなしからざる。たれの人か。信受せさ |
J16_0179A03: | らむ。 |
J16_0179A04: | ○畫工乘臺未考當麻本附異本云乘基 |
J16_0179A05: | 畫圖 |
J16_0179A06: | ●第十一卷ニ建久八年五月一日卜云云一書ニ治承四 |
J16_0179A07: | 年四月七日ノ夜ト十卷傳ニ安元元年三月十四日ノ |
J16_0179A08: | 夜ト選擇之傳ニハ承安五年ト建久八年ト兩度之夢 |
J16_0179A09: | ト云云祕傳抄ニハ年月ヲ載ス有時上人白地ニ西戸 |
J16_0179A10: | ニ出給時親リ善導ニ逢給ト云云拾遺語燈錄上卷御夢 |
J16_0179A11: | 記ニハ建久九年五月二日注之ト●劉休玄ガ擬古 |
J16_0179A12: | 詩ニ眇眇陵長道遙遙行遠之謝觀カ曉賦ニ邊城 |
J16_0179A13: | 之牧馬頻嘶平沙渺渺注ニ善曰楚辭曰路渺渺之默 |
J16_0179A14: | 默廣雅曰渺渺遠也●茫茫廣大貌文選ノ古詩ニ廻 |
J16_0179A15: | 車駕言邁悠悠涉長道四顧何茫茫東風搖百 |
J16_0179A16: | 草白氏文集續古詩ニ茫茫綠野中●一聚ハヒトム |
J16_0179A17: | ラナリ●唐朝ヨリワタレル影像トハ重源將來ノ像 |
J16_0179B18: | ヲ指スナリ●前兆ハ先タチテ奇瑞アルヲ云ナリ |
J16_0179B19: | 第三ニ見エタリ周禮ニ夢者事之祥也云云 |
J16_0179B20: | 上人專修正行としをかさね。一心專念功つもり給し |
J16_0179B21: | かは。つゐに口稱三昧を發し給き。生年六十六。建 |
J16_0179B22: | 久九年正月七日の別時念佛のあひだ。はじめには。 |
J16_0179B23: | まづ明相あらはれ。次に水想影現し。のちに瑠璃の |
J16_0179B24: | 地。すこしき現前す。同二月に寳地・寳池・寳樓を |
J16_0179B25: | 見たまふ。それよりのち連連に勝相あり。或時は左 |
J16_0179B26: | の眼より光を出す。眼に瑠璃あり。かたち瑠璃のつ |
J16_0179B27: | ぼのごとし。つぼにあかき花あり。寳瓶 ことし。 |
J16_0179B28: | 或時ははるかに西方を見やり給に。寶樹つらなりて。 |
J16_0179B29: | 高下心にしたがひ。或時は座下寳地となり。或時は |
J16_0179B30: | 佛の面像現し。或時は三尊大身を現し。或時は勢至 |
J16_0179B31: | 來現し給。すなはち畫工に命して。これをうつしと |
J16_0179B32: | とめらる。或時は寶鳥。琴笛等の。種種のこゑをき |
J16_0179B33: | く。くはしきむね。御自筆の三昧發得の記に見えた |
J16_0179B34: | り。かの記。上人存日のあひだは披露なし。勢觀房 |