浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J09_0773A01: | く淨名國土にしては成佛の身を現し雜染世界にして |
J09_0773A02: | は觀自在と名くと云へり是れ法華彌陀觀音一躰の事 |
J09_0773A03: | 此釋分明也沙石集四之上初より○廿丁往生要集の序にもとは彼の |
J09_0773A04: | 序に云夫往生極樂之敎行濁世末代之目足也道俗貴賤 |
J09_0773A05: | 誰不歸者とあり○顯密の敎法等とは謂指上敎云 |
J09_0773A06: | 顯密亦指上行云事理顯密應化開説云顯敎言 |
J09_0773A07: | 顯畧隨機説云顯密法性佛談話云密藏言秘奧實 |
J09_0773A08: | 説此説内證智境是名秘也二敎論上初三丁○敎法とは在心 |
J09_0773A09: | 爲法形言爲敎名義集五之六丁○事理の業因とは理是虚寂 |
J09_0773A10: | 之名事乃施爲之別因利根達理一切唯心鈍根永達專 |
J09_0773A11: | 依事行元照觀經の新記業因とは謂く事理の修行即ち業因 |
J09_0773A12: | 也觀經云三世諸佛淨業正因扨此顯密事理と云は即淨 |
J09_0773A13: | 土敎行謂爲從凡至聖修顯密事理是聖道門敎行 |
J09_0773A14: | 爲從穢至淨修顯密事理是淨土門敎行是故總標 |
J09_0773A15: | 云往生極樂敎行又下文云依念佛一門第三極樂證 |
J09_0773A16: | 據門云諸顯密敎中專勸極樂不可稱計第九往生 |
J09_0773A17: | 諸行門云此等顯密諸大乘中以受持讀誦等爲往生 |
J09_0773B18: | 極樂業○利智とは對愚鈍所謂善惡積習成其性 |
J09_0773B19: | 故利鈍差別○精進とは涅槃經會疏二十五之四十五丁云遠離一切 |
J09_0773B20: | 諸不善業修集一切諸善業是名精進慈恩上生經 |
J09_0773B21: | 疏云下卷廿五丁云精謂精純無惡雜故進謂昇進不懈怠故 |
J09_0773B22: | ○いまたかたんとせすとは若約堪機則未爲難若 |
J09_0773B23: | 約愚劣則時機既澆薄如何可堪乎○頑とは廣韻に |
J09_0773B24: | 愚也增韻に癡鈍也○魯とは説文鈍詞也孔安國云魯鈍 |
J09_0773B25: | 也謂惽鈍者也惠林音義○あにとは增韻非然之辭也○た |
J09_0773B26: | やすからんやとは淨土敎行雖相應末代顯密敎法 |
J09_0773B27: | 事理業因不堪今時機○念佛の一門とは正指稱 |
J09_0773B28: | 名傍通觀念而終結歸念佛下惣結要行文云往 |
J09_0773B29: | 生之業念佛爲本○要文をあつむとは約本意依念 |
J09_0773B30: | 佛一門隨機欲故立諸業門隨自隨他其意分明也 |
J09_0773B31: | ○さとりやすく行しやすしとは淨土敎行雖相應末 |
J09_0773B32: | 代時機廣文爲難畧文爲易諸行爲難念佛爲易然 |
J09_0773B33: | 對他廣文今所抄爲易覺對餘難行依此念佛 |
J09_0773B34: | 云易行也上來序之下記一卷十丁より十三丁まで指麾抄一之十三丁より十七丁までの意也見るべし○敎を |