細井照道
提供: 新纂浄土宗大辞典
ほそいしょうどう/細井照道
明治二五年(一八九二)二月一八日—昭和五七年(一九八二)六月一七日。光蓮社明誉心阿無遍。宗門功労者。香川県香川郡仏生山町(現・高松市)に生まれる。大正四年(一九一五)佛教専門学校卒業。同一〇年には良正院住職就任。同一四年、知恩院に出仕。文書課長、社会課長、庶務部長など要職を歴任。昭和四年(一九二九)には法然寺二七世住職。その後は華頂少年健児園長・平安養育院理事に就任。同一二年、京都保護観察所保護司、大阪少年審判委託保護司を委嘱される。同一四年の大照学園理事長就任の後は、厚生事業など種々の社会福祉活動に尽力した。
【参考】浄土宗総合研究所『浄土宗社会福祉施設総覧』(二〇〇八)
【執筆者:上田千年】