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弘通

提供: 新纂浄土宗大辞典

ぐずう/弘通

広弘伝通こうぐでんずうの意。教法、経典をあまねく世にひろめること。弘伝、弘宣、流通、伝通は同義である。用例として『三国仏法伝通縁起』上の「如来滅後一千十六年、仏法は漢の地に伝わり、翻訳弘通す」(仏全一〇一・九八下)や『授手印』の「先師の遺誡に依って、これを録して、称名の行を弘通す」(聖典五・二四五/浄全一〇・一〇)などが挙げられる。


【参照項目】➡流通


【執筆者:伊藤瑛梨】