専修寺
提供: 新纂浄土宗大辞典
せんじゅじ/専修寺
一
津市一身田町。真宗高田派の本山。高田山。親鸞・真仏・顕智と次第する法流を崇敬する。一〇世の真慧の代に現在の地に寺基を構える。元の寺号は無量寿院、もしくは無量寿寺。『西方指南抄』『三帖和讃』など親鸞自筆聖教を数多く蔵する寺院として著名。
【参考】平松令三編『高田本山の法義と歴史』(同朋舎出版、一九九一)
【参照項目】➡真宗高田派
【執筆者:能島覚】
二
栃木県真岡市高田。真宗高田派本山専修寺の本寺。親鸞が教化布教を行ったという場所に建立された。室町中頃までは高田門徒の本山として尊崇を集めた。
【参考】平松令三編『高田本山の法義と歴史』(同朋舎出版、一九九一)
【参照項目】➡真宗高田派
【執筆者:能島覚】