法然が藤原親盛すなわち見仏に示した言葉。後白河法皇の供養にあたり、法然は布施を受けることを拒み、念仏は自らのための勤めであり、たとえ法皇の回向のためであっても、布施を受け取るには及ばないと述べ、門弟を戒めている。
【所収】聖典六・一〇九、昭法全七一三、法伝全五三八上、同三五六下
【参照項目】➡見仏二
【執筆者:編集部】