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典嶺

提供: 新纂浄土宗大辞典

てんれい/典嶺

永禄一三年(一五七〇)前後—万治二年(一六五九)二月二九日。頑蓮社厳誉、号は助給。駿河国の人。江戸本誓寺文賀のもとで出家飯沼弘経寺で学を修めた後、了学について付法。下総国善雄寺、駿河国浄国寺住職を歴任する。また大善寺を湯島に建立し、寛永元年(一六二四)に小石川の地を拝領し移転する。晩年は西久保大養寺に住した。


【資料】『総系譜』(浄全一九)、『蓮門精舎旧詞』二〇(続浄一八)


【参照項目】➡大養寺了学


【執筆者:朝岡知宏】