きょうとほうねんじのごえいか/京都法然寺の御詠歌
法然が真如堂の阿弥陀仏より伝えられたとされる「ただ頼め よろずの罪は 深くとも わが本願の あらん限りは」に曽我晃也が曲を付した詠歌。「ただひたすらに私、阿弥陀仏に救われたいと頼みなさい。どんなに罪深い人でも、私の救いを心から信じ、私の浄土へ往生したいと願い、たのむ心さえあればよいのです。私の本願が働き続ける限り、ひたすら念仏を称え、救われたいと頼みなさい」の意。
【参考】『吉水流詠歌集』(浄土宗、二〇〇〇)
【参照項目】➡詠唱、詠歌
【執筆者:編集部】