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真宗大谷派

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しんしゅうおおたには/真宗大谷派

真宗十派の一つ。略して大谷派あるいは大派ともいい、「おひがし」と通称されることが多い。本山東本願寺真宗本廟ともいう。京都市下京区烏丸通七条上ル)。顕如期までは本願寺派と同様の経緯を辿ったが、顕如没後、継職した長男の教如が一度引退した際、徳川家康の後援により慶長七年(一六〇二)に寺地を寄進され、本願寺を別立し東本願寺として独立した。明治を迎え北海道開教海外開教により教団体制を整備し、清沢満之らの登場で近代思想史上にも足跡を残した。なお、昭和五六年(一九八一)、大谷光紹によって東京浅草の東京本願寺大谷派から独立し、同六三年には浄土真宗東本願寺派として別立した。


【参照項目】➡真宗十派浄土真宗本願寺派


【執筆者:浅井成海】