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小林大巌

提供: 新纂浄土宗大辞典

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こばやしだいがん/小林大巌

明治二七年(一八九四)—昭和五一年(一九七六)七月三〇日。貫蓮社松誉徹阿翠香。宗門功労者。山口県に生まれ、八歳で大阪市平野の満願寺徒弟となり、大正一〇年(一九二一)同寺の住職となる。昭和九年(一九三四)上宮中学校の理事長・校長に就任し、終生その職を全うして学園の発展に寄与する。また、同三三年宗務総長に就き、同三六年には東西に分裂した浄土宗の一宗合同を成す。その功により同四七年、知恩院門跡となる。


【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)


【執筆者:小林清尚】