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教誡律儀

提供: 新纂浄土宗大辞典

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きょうかいりつぎ/教誡律儀

一巻。『行相法』ともいう。唐の道宣述。正しくは『教誡新学比丘行護律儀』といい、比丘の心得るべき律儀を述べたもの。これを入寺法、在師前立法、事法師、二時食法、洗鉢法、入堂布薩法、上廁法、看和尚闍梨病法、敬重上座法、掃地法、用水瓶法、入聚落法などの二三法に分け、各項目の下に条数を示す。戒学の入門書として読まれたため末書も多く、『玄談』一巻(普寂)、『講述』二巻(慧淑)、『輯解』四巻(正亮)、『簡釈』二巻(慧澂)、『賛行鈔』三巻(円鏡)などがある。


【所収】正蔵四五、続蔵五九


【参照項目】➡道宣律儀


【執筆者:朝岡知宏】