—天和三年(一六八三)。身蓮社聖誉。伊勢国の人。同国津(三重県津市)天然寺の露牛について得度。のちに小石川伝通院に掛錫かしゃくして随波より三脈の相伝を受け、天然寺に戻り中興して五世となり、四十余年住した。寛文一一年(一六七一)久居(津市)に移り見生山知相院新天然寺を開基した。
【資料】『小石川伝通院志』『総系譜』中(共に浄全一九)
【執筆者:田中芳道】