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黙龍

提供: 新纂浄土宗大辞典

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もくりゅう/黙龍

—延享四年(一七四七)三月。性潜という。れい󠄂たんに師事して具足戒を受け、のち備後国尾道にいき律院安養軒を開いた。門下に義雲・忍照・智寂らがいる。義雲は京都の聖臨菴を開く前に自誓受戒し、のち尾道に帰り安養軒を継ぎ、弟子慧梁がその後を継ぐ。忍照は、戒を受けたのち守山(滋賀県)の浄土寺律院とし、その弟子慧灯は、尾道安養軒で具足戒を受けてここに住した。


【資料】『略伝集』(浄全一八)、『浄土宗史』(浄全二〇)


【執筆者:伊藤弘道】