数え切れないほど多いこと。数を意味するⓈsaṃkhyāに否定辞aが付されたⓈasaṃkhyaあるいはⓈasaṃkhyeyaの音写語。無数むしゅ、無央数むおうしゅと訳す。また、桁数の単位としても用いられ、一説では一〇の五九乗(または五一乗)を表すとされる。
【参照項目】➡阿僧祇劫
【執筆者:南清隆】