勧請かんじょうした仏・菩薩を本国へ送るための作法。真言を唱え、右手で弾指する。浄土宗でも法式上これを用い、施餓鬼会で弾指の呪「俺縛日羅目乞灑穆オンバザラボクシャボク」と唱えつつ七返、送仏の意味で弾指する。また、位牌、仏像の抜魂のためには三度弾指する。
【参照項目】➡撥遣、弾指
【執筆者:廣本榮康】