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忍瑞

提供: 新纂浄土宗大辞典

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にんずい/忍瑞

—宝暦九年(一七五九)九月二二日。順蓮社遣誉生阿。河内の人。増上寺で修学し、相模国高座郡深見村(神奈川県大和市深見)仏導寺に住し、のち大坂小橋伝光寺一三世となる。宝暦九年夏以降、飲食に患い、同九月二〇日より苦本を除く目的で知恩院高野山長谷寺などへ使書を遣わして発露懺悔し、暁に二十五菩薩来迎を感得した。さらに、墓碑を造立し、中央に名を、左右に天下和順等の文を刻むなど、往生に至るまで自行化他怠ることがなかったという。


【資料】『新撰往生伝』五(浄全一七)


【執筆者:笠島崇信】